わが星から、わたしの星へ。
2017.07.23
作・演出 柴幸男 三鷹市芸術文化センターではじめて観た「わが星」は、
「わたしの星」になり、またこの夏に上演される。
チケットの追加販売が、本日12時だというから
いまはソワソワしているだけなのですが、
前作を観る前の気持ちや、それに触れたあとの気分を思い出しつつ、
過去のブログを読んでいます。
2014年7月17日に引用していた、この一節が気になって。
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(とある盲学校の女生徒が、先生に問いかけたこと。)
「地球が貴重な存在というのはよくわかる。
静物が生きていくのに貴重な水やちょうどよい温度、
酸素に充ちた大気をもっているから。
でも、自分が貴重な存在というのは、ぴんとこない。」
広瀬浩二郎/嶺重慎著「さわっておどろく。点字・点図がひらく世界」より
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「貴重」とは、「ただひとつ」だということ。
そのカラダもこころも、人生も、ほかの誰にも代われないから。
今日という、ただ一度の一日がはじまりました。