「恋は雨上がりのように」
2018.05.28
大泉洋さん見たさに、「恋は雨上がりのように」を観てまいりました。
小松菜奈さん演じる17歳の高校生が、
ぱっとしない45歳バツイチのファミレス店長に恋をする。
原作漫画を読んだことも、アニメを見たこともなかったけれど
大泉洋さんは、ぴったりとファミレス店長さんになってました。
脇を固める、濱田マリさん、清野菜名さん、戸次重幸さんもいい。
小松菜奈さんの走る姿がかっこよくて
音楽がいい
神聖かまってちゃん…なまえを、はじめて知りました。
どんなひとたちなんでしょう
羅生門の一節を、部屋でひとりごちる店長(大泉洋さん)は
もうそれだけで十分にかっこいいおとなに見えた。
―そこで、下人は、何をおいても差当り明日の暮しをどうにかしようとして――云わばどうにもならない事を、どうにかしようとして、とりとめもない考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。(芥川龍之介『羅生門』より)