和傘は一本の竹を割いて。
2018.06.12
夫が、仕事で「長良川てしごと町家CASA」へ行かせていただきました。
岐阜和傘を中心に、活版印刷や提灯などの手仕事を
見たり聞いたりできる拠点として、ことしオープンされた施設です。
和傘のこと
これまで一度も考えてみたことがありませんでした。
一本の竹を、48に割いて傘の骨とし
およそ2か月の月日をかけて数々の工程を経てようやく一本できるのだそう。
細工のなかには、たいへん高度な技術を要し
出来る職人がわずかふたりに限られるとも
築100年を越える町屋を改修したその施設では、
ひとつとして同じではない和傘を手に取ってみることができ
その手仕事に触れ、技術の奥行きをすこし知ることができるのです。
夫はそこでの見聞を、嬉しそうに話してくれました。
わたしも、俄然興味が湧いて調べてみたら
ちょうどいま、オークヴィレッジ自由が丘で展示会をしているとなり
さっそく出かけて、もう勢いで1本予約してまいりました。
開いても、閉じてもうつくしい和傘です。