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「東京日和」より。

2017.10.30 Monday

荒木陽子さんの書く文章が好きです。

とくに、「東京日和」に編纂されている“ヒマワリのぬくもり”が一番いい。

1990年1月27日に、子宮肉腫によって43歳に逝去されるその直前に遺されたことばです。

 

-夫はこんな私を慰める為に、いつも大ぶりなイキイキした花束を抱えてやってきた。一抱えもあるような背の高いヒマワリは見事だった。夫の去った後、鮮やかな黄色の炎のようなヒマワリを見ていると、確かにそこには夫の姿やぬくもりが感じられ、私はいつまでも見つめ続けていた。人の思いというのは存在する、本当に存在して、疲れた者の体と心をいやしてくれるんだ、と私はこの時いやというほど感じ入った。涙がボロボロ流れ出してなかなか止まらなかった。(後略)

 

これは、その一部です。

この部分になると、文字がにじんでしまうので

もう何度も読み返しているのでした。

 

昨日の大雨がなかったような青空に

これを東京日和というのかしらと思いつつ

このときの陽子さんは、

きっとしあわせだったんだろうと納得している。

 

デートで観るなら映画「ミックス。」

2017.10.29 Sunday

昨夜は出張帰りの夫を待つ間、渋谷で「ミックス。」を観てまいりました。

ここ最近、バラエティ番組で引っ張りだこのおふたりの熱いラリーが面白い

新垣結衣さん、瑛太さんの卓球ラブコメディ。

 

共演される方の個性あふれるお芝居にもつられ

終始笑っておりました。

広末涼子さん、田中美佐子さん、蒼井優さんが、とっても愉快なんです。

ワンシーンだけ、ほんものの卓球選手のみなさんが出てるのも、おーってなりました。

 

終盤にかけて、みんなの事情がきゅきゅきゅっと収束していくのも気持ちいい

それぞれが、壁をちょっとずつ乗り越えていくのが、いいな。

いつの間にか出来てしまったキャパシティを、打ち破っていくみたいな

 

出来ないと思って

思い込んでしないこと

実はわたしにもあるんだと思う。

 

自分で自分をあきらめない。

 

デートで観るなら、こんな作品もお奨めです。

植本一子最新刊「降伏の記録」即売会にて。

2017.10.28 Saturday

昨日は、植本一子さんの最新刊「降伏の記録」即売会へ出かけてまいりました。

下北沢ケージまでとことことこ

高架下の、フットサルでもできそうな屋外にちょこんと置かれた長机。

著作がずらりと並べてありました。

 

「ホームシック」(筑摩書房)

「かなわない」(タバブックス)

「家族最後の日」(太田出版)

「降伏の記録」(河出書房新社)

 

18時からはじまったこのイベントは、22時まで続くというから

広場には、植本一子さんの本に出てくるひとたちのテーブルが出来上がり

なぜかそのまま居座って、ビール片手に過ごしておりました。

 

最多登場の柴山さん、そのお嫁さんの宮本さん。

NHKラジオの高市キャスター

タバブックスの宮川さん

河出の岩本さん、‥など、

入れ替わり立ち替わりに、本に出てくるひとたちが集まるテーブルは

何を話すでもなくゆらゆらと時間が過ぎていく。

 

向こうに、本を買いにくるひとたちの緩やかな列を眺めつつ

時折りテーブルでひと息つく一子ちゃんを待っている時間。

 

本に出てくるひとたちと、同じ時間にこの場所で

きっとこの先このときを、ふと思い出すこともあるんだろう

 

なんだかもう、それだけで奇跡だと思ってしまった。

 

 

 

明日から「林田真季写真展」が千葉で。

2017.10.27 Friday

写真展のご案内が届きました。

添えられたメッセージに、ほっこりと嬉しくなります。

海外からの評価を受け、

シンガポール国際写真フェスティバルの展示作家としても選ばれた写真家の林田真季さんより。

 

いよいよ明日10/28(土)から、千葉県印旛郡MAGARIYA GALLERYにて開催されます。

JAPAN‐GO-ROUND 林田真季写真展

 

林田真季さんの撮る写真は、

日本各地のさまざまな風景が切り取られています。

まるで海を隔てたどこか遠い異国のような静寂で

湿度なくからりと乾いた風を感じる風景を。

 

いつも見慣れた場所でさえ

視点が変わるだけで、見え方がこんなにも違うということを教えてくれる。

 

なかなか旅に出かけられないとき

気分を変えるのにとてもいい。

 

林田真季写真展は、11/12(日)まで開催されます。

まがり家ギャラリー

千葉県印旛郡酒々井町馬橋106

300年続く蔵元飯沼本家の古民家ギャラリーです。

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