「ボヘミアンラプソディ」
2018.11.26
1985年にあったチャリティコンサート「ライヴエイド」の頃、
高校三年生だったわたしは、このひとたちの音楽をまったく理解できなかった。
QUEEN 当時ものすごく有名で、テレビでも頻繁に耳にしていたけれど
画面に映るフレディマーキュリーは、
いつも上半身裸で、ピタッとしたパンツに口ひげで熱唱していて
その様子があまりに強烈だったから
その歌が好き、ということを周りに言えるような雰囲気にならないのでした。
この映画のことも、はじめはあゝQUEENの…という程度で
観に行くなんてこれっぽっちも思っていなかった。
それでも、お客さまから相次いでこの映画の評判を耳にするうち
じゃあ観てみるかとなり、いざ、観ようとすると席が埋まっていてチケットが買えなかったりで
ようやく、昨日、観ることができたのです。
フレディマーキュリーの生きざまを、ほんの少しだけ知ることができ
4人で築き上げたバンドの音楽を、前よりすこし理解できた。
完成度の高い音楽を、会場の大音量で浴び続けたあと
あゝあの頃は音楽が時代をけん引していたんだと懐かしくなる。