「星の王子さま」の映画。
2015.12.02
はじめて読んだのはいつだったでしょう。
その奇妙な挿絵は、とてもよく覚えています。
ひとりで立っているのがやっとの星に
それぞれいろんなひとが居たり。
ちいさな箱に穴が開いているだけにしか見えない絵
くしゃげた帽子にしか見えないその絵には
物語を読んだ者にしか分からない、
秘密を知っているという喜びがありました。
その映画「星の王子さまと私」を観てまいりました。
名門学校に入るために勉強ばかりしていた少女が、
隣に暮らす風変りなおじいさんと、唯一友達になる。
ついには、少女が星の王子さまを探しに出かけるというストーリー。
劇中には何度も「星の王子さま」のエピソードが出てきます。
紙と粘土を使ったという人形によるストップモーションアニメが壮観でした。
ジェイミー・カリリというクリエイターが手掛けているそう。
まだ公開されたばかりですから、このくらいにしておきます。
観終わって、想うこと。
夜空に浮かぶ星を眺めるように
ときには、静かに考える時間があるといいな。
昼間は気がつかなかったものが
見えてくるかもしれません。