“君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ”
2016.01.31
原田マハ著「ロマンシエ」の小説をきっかけに
現実の世界でほんとうに美術展が開催されていると聞き
いそいそと東京ステーションギャラリーへ出かけてまいりました。
「パリ・リトグラフ工房idemから ―現代アーティスト20人の叫びと囁き」
このギャラリーへ足を運ぶのははじめてでしたので、
空間の奥行や動線なども未経験。
期間終了間近と聞いて、小説も読まずに訪問したのです。
だから、展示内容についてのお話しはとんちんかんになるといけませんので
興味を持たれたら、ぜひお出かけになられてみてください。
なによりも、このコピーに惹かれています。
“君が叫んだ
その場所こそが
ほんとの世界の
真ん中なのだ。”
えてして自分も
世界の端っこで小さく誰にも認められることなく人生を終わるのか…
などと、ひがんだりひねくれたりしてるから
ほんの時々、こういう言葉に励まされるんですね。
そう、この星は、とてつもなく大きな球体。
端っこなんてどこにも無いのです。
こころはコロコロ変わるから
なかなかどうしていつも前向きばかりじゃいられないけど
それでも、太陽はいつも自分を照らしてくれる。