立夏末候 竹笋生(たけのこしょうず)。
2016.05.15
暦の上で、今日は立夏末候 竹笋生(たけのこしょうず)。
竹(真竹)が土から顔を出し、ぐんぐんと伸びていく時期だそう
真竹は日本の原産で
青森を北限に全国で栽培されている竹。
工芸品や道具にも多用されている材でございます。
子どものころ、祖父が守っていた寺の境内を、
いつも竹ぼうきと熊手で掃除をしていたのを思い出します。
この国で最も古くから語られたという竹取物語は、
この真竹を言っているのかもしれません。
笹が、すこしの風でもさらさらと涼し気な音を立てているのを思い出し、
いまの時期を過ごしてみるのも心地よいものでございます。
どうぞみなさまよい日曜日を。
写真はネットより。