カフェ、純喫茶がサロンだったころ。
2016.10.12
紀伊国屋書店で探し物をしていたら、
面白そうな本を見つけて目的のものよりそれを購入
原書房「昭和の消えた仕事図鑑」を、読んでいます。
カフェ(純喫茶)についてこう書かれています。
戦前から戦後にかけて、喫茶店でコーヒーを飲みながら、
談笑することは高尚な文化だった。
喫茶店は、学生たちが知識や議論をする文化的サロンでもあった。
当時、コーヒーは高級品だったので、
より廉価な温めた牛乳を飲ませる「ミルクホール」も誕生した。
レコード鑑賞を目的とした「名曲喫茶」
若者の民主化運動の一環として「うたごえ喫茶」が隆盛を極めた・・・とあります。
学生たちが喫茶店のマスターを相手に、青春の生き方や恋を語り合う光景が、
昭和の歌謡曲に歌われているのが証でしょう
『学生街の喫茶店(ガロ)』を、うっすらと思い出しながら