「花がふってくると思う」
2017.04.13
花がふってくると思う
花がふってくるとおもう
この てのひらにうけとろうとおもう
これは、鈴木亨の編集する「八木重吉詩集(白凰社)」にある作品。
昨夜は、第三回 詩と音楽「眠る前に一篇の詩を。」の開催日でございました。
ブックピックオーケストラ功刀貴子さんのフィルターを通して選りすぐられた詩歌を十数編
きっと自分では見つけられない、素晴らしいことばに触れることができました。
いつもほんとうにありがとうございます。
子守唄には、「春の小川」を冒頭にみなで合唱する時間があり
声が融け合う瞬間を、これまたしみじみと楽しむことができました。
歌にある小川が、ソラからほど近い場所に暗渠として残るというお話も、
この歌を大切にしようと思う気持ちにさせてくれるに十分のエピソード。
今日からキャットストリートを歩く気分が変わりそう
日本語のうつくしさに触れる時間
それはそれはいい夜でございました。
次回7月12日(水)が最終回。それは風のように抜けていく