60の手習い励みに。
2017.07.03
古本屋の均一棚で見つけた「習俗の社会学」を読了。
これは、1977年4月から翌年2月まで、
学習院大学法学部政治学科で加藤秀俊教授が行った講義を書籍化したものです。
随所に響くことばがありました。
日本をちゃんと知っていることこそが、わたしのみるところでは国際化時代をむかえる日本人にとっての第一歩であるべきなのだ。この本のもとになった講義は、その意味でわたしなりの「日本学」への手探りでもあった、とおもっている。
ろくに英語を操ることのできない私では、説得力に欠けますが
日本人の日本知らずにはなるまいと、
手当たり次第、目に入るものを読み漁る。
こうしていたら、いつか何かわかることでもあるのだろうか
ひとつ気づけたら、それを知らなかったこれまでの自分が
猛烈に恥ずかしくなるけれど…
まあ、60の手習いということばを励みに
気持ちのある限り続けていきましょう。