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おしゃべりが、脳を鍛える。

2017.07.22

脳梗塞や認知症が予防できたらどんなにいいだろう。

 

患者さんや、そうなのかなという方を街で目にするたびにそう思っていました。

医学的な知識がまるでないわたしは、

とにかくまずは客観的にとらえてみることから始めよう。

 

紀ノ国屋書店の医療書が並ぶフロアで、

一番薄くて平易なことばの読みやすそうな本。

岩波ブックレット「脳を守ろう」を選んでみました。

神経内科医の第一人者、岩田誠さんの講演を加筆修正されたものでございます。

 

いろいろと衝撃的なことばが並びます。

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認知症は、いろいろな原因で起こりますけれども、皆さんが確実になるだろうと思われるのは、アルツハイマー病による認知症です。私は、患者さんによく言うのですが、人生には二通りの生き方しかありません。アルツハイマー型認知症にもならないうちに早死にするか、アルツハイマ-型認知症になれるまでちゃんと長生きできるか、です。

 

そして、「第四章 脳の鍛え方、休め方」へと続きます。

 

まず、手や口を使いましょう。口を使うというのは、おしゃべりをする、あるいは歌を歌う。カラオケでも合唱でも結構です。口を使うことは、立派な表現活動です。おしゃべりというのは、相手がいてできるわけです。相手が何を言ってくるかわからないわけですから、相手に応じて、相手の話を理解して自分の意見を述べる。これは立派な表現行動なのです。

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いやあもう、これはやはり、まめに電話をするに限る。

用事があるとかないとかではなく、

こまめに声を聴く、様子をうかがうことが一番なのではと思えてきました。

 

社会とのつながりを、電話一本でできるなら

脳トレできそうなパズルも贈るね。

https://kids.gakken.co.jp/kagaku/mag_kagaku/easycube/