三菱一号館美術館で開催中の「ルドン展」へいってまいりました。

美術館にお勤めのお客さまから、

ここ最近のなかでも特にと薦めていただいたのがきっかけです。

 

庭園に咲く満開の薔薇を横目に入る洋館は、

作品もまた花園のなかを歩くような構成でございました。

この週末5月20日（日）まで開催されています

ぜひどうぞ、100年の時を経て咲く花々をおたのしみください

 

それにしても、ドムシー男爵の食堂装飾は見事でした。

部屋中に描かれた花々は、さぞ和やかな団欒を誘ったことでしょう

貴婦人たちの口元や男爵の歓びが目に浮かぶような鮮やかさ

グランブーケをクライマックスに施された構成もうつくしい。

 

蒼がまぶたに焼き付いているように思い出されます。

 

写真は、三菱一号館美術館のHPより