ソラのSNS
2020.03.10
うつくしい詩を読むことならできる。
ほんの短い間でも、目を閉じて広がる情景や
深呼吸したような清涼感を全身で
ヒロイヨミ社 山元伸子さんのおかげで出会えた、うつくしい一篇です。
原民喜という詩人の人生を知らないまま触れて、こころ奪われ。
すこしだけ調べてもう一度読む。
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昼は浅いねむりのなかに
身を微かなものと思ひつつ
しばらくは鳥の音も聴かぬ
そよ風の吹く心地して
原民喜「四月」