篠原ともえ「SHIKAKU」展
2020.07.21
ふと目にした投稿で知り、最終日に行くことができました。
いつだったか、松任谷由実さんのライブ衣装を手掛けるという記事を目にしたことが
ふと蘇り、どんな(服と言っていいのか、作品と言ったほうがいいのか)展示なんだろうと
ワクワクしながら行きました。
サイトでみると、予約数はどの時間帯も定員に達している。
会場に直接行って、スタッフの方に聞くしかない(なまえと電話番号を入口で記入して、入ることができました)
すらりとした長身の、手足の長いモデルが着る大きなパネルに
目の前のほぼ球体に見える作品を、解説してもらいながら眺めていく。
これは縫っているのか、内側は一体どうなっているんだろうか
水墨画のような繊細なグラデーションや、滝の水しぶきにも見えてくる圧倒的な布の重なりに驚くばかり。
ひとが着て歩く姿をみたい、と思えるすばらしい重なり
芸術というにふさわしい服でした