ソラの
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「流れる星は生きている」

2020.08.15

立ち寄った書店で目に留まったのが、藤原てい著「流れる星は生きている」

 

昭和20年8月9日。ソ連参戦の夜、満州新京の鑑象台官舎。夫と引き裂かれた妻と愛児三人の、言語に絶する脱出行がここから始まった。敗戦下の悲運に耐えて生き抜いた一人の女性の、苦難と愛情の厳粛な記録。戦後空前のベストセラーとなり、夫、新田次郎氏に作家として立つことを決心させた、壮絶なノンフィクション。

 

毎年、夏になると、先の大戦について思いを寄せる番組や報道が放送されます。

亡くなった祖父も満州に居たことがあると、聴いたことがありました。

兵隊として所属していた隊に合流するために、怪我からの回復を待ち、

たったひとりで大陸を45日間歩いたことを話してくれました。

「(生きるために)なんでもやった。」と言っていたことが、忘れられません

 

この体験を後世に伝え、戦争を二度と再び繰り返さないで暮らせますように

祖父もきっとそう願っていたんだろうとおもいます。