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「献灯使」

2020.12.16 Wednesday

多和田葉子著「献灯使(けんとうし)」を読みました。

大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎は身体が弱い曾孫の無名が心配でならない。無名は「献灯使」として日本から旅立つ運命に。大きな反響を呼んだ表題作など、震災後文学の頂点とも言える全5編を収録。

 

おかれている状況はもちろん違うけど、

ことしばかりは、まさに小説よりも奇妙な現実がありました。

あたりまえだと思い込んでいたことが次々にそうではなくなっていく

 

小さな、ほんのささやかなことに幸せをみつける。

 

―信号が赤から緑にかわる度に歩行者がいっせいに歩き出した長閑な時代があった。(続く)

 

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