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VOGUE WEB|声楽と美がコラボレートした、「美肌室 ソラ」の新感覚エステ。

2021.02.17

(WEB版に掲載された全文をそのままここに記憶として。)

きれいなレイアウトでとても読みやすいです↓
https://www.vogue.co.jp/beauty/article/bihadasora-spa-salon

BEAUTY / WELLNESS

声楽と美がコラボレートした、「美肌室 ソラ」の新感覚エステ。

BY SATOKO TAKAMIZAWA2021年2月15日

歌のワークショップとエステが融合したユニークな美肌プログラムを、ビューティー・エディターの高見沢里子さんが体験!
声を出すという新発想のケアで、心身ともにリフレッシュしよう。

突然だが、私はカラオケが苦手なタチだ(今はカラオケを楽しむのが難しい状況だが)。自分の声があまり好きではないし、歌がうまいほうでもない。そんな私が「声のワークショップ」に参加したのは、ゴッドハンドによるフェイシャルとの組み合わせというユニークさに惹かれたから

さっそく「美肌室 ソラ」を訪れ、まずは音楽家の太田美帆さんとの声のワークショップがスタート。キーボードの音に合わせて声を出すと、そこに太田さんの歌声が重なる……これがことのほか心地よい。こちらは同じ音をつないでいるだけなのに、伸びやかに広がっていく感じ。声を出し続けるから呼吸が深くなり、縮こまっていた心身がストレッチされる感覚。20分ほどそんな時間を紡いでから、舘山信子さんによるフェイシャルエステに入る。

ちなみに舘山さんは、私がひそかに「こんな50代になりたい」と憧れている奇跡の美肌の主。フットバスやヘッドマッサージ、それにフェイシャルという流れは極めてオーセンティックながら、ひたすら丁寧に肌をほぐしていく。「こんな真摯なケアを日々続けていると、この美肌が育つんだなあ」と思わされるトリートメントだ。奇をてらうわけではないけれど、ふつふつと多幸感が湧いてくる、そんな不思議なフェイシャルだった。

施術後の肌の明るさや柔らかさはもちろんだけれど、さらに素晴らしかったのは、大きな荷物をおろしたようなすっきり感があったこと。考えてみれば、運動が苦手な私にとって、声を出し続けるのはちょっとしたエクササイズのようなもの。20分あまりも呼吸に集中し、自然とマインドフルネスになっていたに違いない。

サロンを後にして見上げた空は、いつもより高く、青く、とても心地よく感じられた。肌と声と心を大掃除できるユニークなプログラム、“美肌始め”にぴったりかも。

https://www.vogue.co.jp/beauty/article/bihadasora-spa-salon