詩は難しいけれど、詩なら読めるというときがある。

 

日本語を味わう名詩入門18「工藤直子」萩原昌好編を手に取りました。

まず、ただただ洗練された言葉に浸ってみる。

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ひかる

 

わたしは　だんだん

わからないことが多くなる

 

わからないことばかりになり

さらにさらに　わからなくなり

ついに

 

ひかる　とは　これか　と

はじめてのように　知る

 

花は

こんなに　ひかるのか　と

思う

 

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工藤直子　1935年台湾に生まれた日本の詩人。実息に漫画家 松本大洋。