ソラの
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ラケットをくわえて。

2021.08.28

パラリンピックが始まりました。

選手の奮闘ぶりに目を奪われ、それを表現する言葉が見つかりません。

その競技を選び、能力を最大限に生かして挑む姿勢に感動しています。

 

卓球の、エジプト代表イブラヒム・ハマト選手(48歳)。

10歳で遭った列車事故で両腕を失い、今大会でラケットを口にくわえて挑む姿が報道されています。

不可能はないと、自らの姿でわたしたちに語り掛けてくれている。

 

ほかにも、ほんとうに様々な身体的な事情を抱えた選手たちの姿をみています。

ゴールボールでは鈴の音だけを頼りに動く。

いつか、夫はいつも通る駅までの道で、目を閉じて歩いてみたことがあったそう。

怖くて、2歩しか足が出せなかったと話してくれました。

見えない世界で動くことを想像してみる…

 

もはや、メダルの数ではない。