「余命10年」
2022.03.08
小松菜奈、坂口健太郎主演「余命10年」を観てまいりました。
予告編を何度も観て、勝手に美男美女の恋愛映画だと思っていました。リリコさんの解説を聞くまでは
“余命10年”
短いのか長いのかわからない。このなんとも中途半端なこの時間は、
原発性肺高血圧症の患者が発症から10年生き延びたひとがいないという統計に基づいていました。
小説「余命10年」の著者 小坂流加さんは、この難病を患い2017年に永眠されています。
エンドロールを最後まで読みました。
本編は、四季を通しての家族の日常がていねいに描かれています。
主人公ふたりの様子も、時を追うごとにすこしずつ変化していき
聞いてはいましたが、涙が溢れてしょうがなくてハンカチを手放せませんでした。
『君と出会って、この世界が愛おしくなった。』