描く、そしてあり続ける。
2013.07.03
アーチストHITOTZUKI(KAMI&SASU)。
国内外のいろいろな空間に、ウォールに
その独特のラインを描き続けているアーチスト。
KAMIさんが描く曲線と、
SASUさんが描くシンメトリーなグラデーションが
一体となっていく様は、
それを描いている期間が彼らのパフォーマンスだと
実感するほどに、
常にそのふたりの五感で緻密に計算されている。
時には描き上げるまで数か月に及ぶものも、
いつかは完成し、
そして、その絵はそこにあり続ける。
通りを歩くひとびとに、
暮しの中に
すーっと溶け込むように、
ただただそこにあり続ける。
描くというパフォーマンスと、
街にあり続けるアート。
いつもは、歩きながら
ときどきは、その前で止まって眺める
いつも、いつでもそこにあるアート。
それが、いいなと思います。
写真は、都内に今年描かれた作品より。