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数学オリンピック。

2013.08.02

先ごろ、ブルガリアで開催された大会で、

中学生らで構成される日本の代表選手が

総合チーム順位で

第一位という成績を収めたというニュースが

どこかでふっと目に入りました。

 

いったい、どんな問題を解くひとたちなんでしょう。

予選問題のひとつをここに書き写してみます。

 

・・・・・

2013以下の正の整数の組(a.b.c)のうち

a+b=cをみたし、

かつ、a.b.cが2013と互いに素であるものはいくつあるか。

(日本数学オリンピック財団 2013年予選問題より)

・・・・・

 

頭の中では、?がいっぱい うずまいています。

まず、問題の意味が分からないのだから・・・

どうやら、

互いに素であるとは、

1とその数以外に公約数がないことだそうです。

 

そういえば、「素数」のことを魅力的に書いた小説が

ありましたね。

小川洋子著 『博士の愛した数式』。

ルートと呼ばれた少年と、

80分しか記憶が持たない博士との

関係のことが愛おしかったのを

思い出します。

 

(あーいけません。

苦手な数学から すぐに脱線してしまいます。)

 

誰かが言っていました。

数学がもっとも美しい学問であると、

答えを導くまでの解き方には、センスがあらわれるのだそう。

 

わたしは、それをしたことがありませんが

解く方法を探したり

想像したりする行為は

とても知的ですばらしいなと感じます。

 

答えを見つける作業って、

きっと毎日、わたしたちの暮らしの中でも

行っているのでしょう。

 

そして、「その答え」には 誇りを持とう。