ソラの
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いま、読んでいる物語。

2013.11.24

以前、こちらでおはなししていた本を

まだ読了できずに読み進めています。

 

「137億年の物語」

 

作者のクリストファー・ロイド氏は、

1968年にイギリスで生まれ

ケンブリッジ大学で中世史を学んだ後、

サタデータイムズ紙の記者となりました。

2005年から、そのとき5歳と7歳になる

ふたりの子どもを、学校でなく

ご夫婦で家庭教育を始めます。

そして、それはふたりが11歳で学校に戻るまで続いたという。

その経験が、

自然科学と歴史を双方向から教える必要にかられ、

一冊の本でそれができるようにと

2010年に、出版社

What on Earth Publishing Ltd.の起業へつながったのだそう。

 

ビックバンが起きてから、137億年というときが経過しています。

その137億年を一日24時間にあてはめてみると、

文明が生まれたのは、

一日の終わりの23時59分59秒のころだというから

驚きです。

 

文字が生まれ、紙が生まれた有史時代の幕開けが、

この地球に及ぼしてきた影響の大きさや

その営みの儚さを想わせる壮大な物語。

 

歴史に名を残すことが無いとしても、

いまをこうして生きているから

これまでどんなことが起きていたか

すこしずつ、すこしずつ知りたいな。

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