「蝶々の心臓」
2014.04.05
観たかった、石川祐樹さんの写真展へ
HADEN BOOKSへ出掛けて参りました。
著作「蝶々の心臓」の出版記念として、
いくつか
大きなプリントが展示されています。
格闘家としても、写真家としても
はじめてそのお名前を伺った方、石川祐樹さん。
それは、先天性の心臓疾患を持つ愛娘 真優さんとの闘病記録のようでした。
これまでのブログでの投稿と、
生まれた直後から、5歳に成長するいままでの写真が
愛情たっぷりに編纂されています。
生後まもない頃から、
過去数回の大きな手術と
それにまつわるたくさんの苦しみ。
小さな命が、5歳の女の子に成長していく様子が
ほんの少し垣間見えて、
とても愛おしくなって。
先天性の疾患。
わたしも、未熟児で生まれて生後1年になるまでの間
ほぼ毎日、通院をしていたそう。
記憶に残っていない頃のことなので、
大人になってから、その話を聞かされました。
そのことを、
この本を読みながら、ふうと思い出して。
わたしたち夫婦に、子どもはありませんので、
親の視点でこれを観ることができないのですが、
子どもである自分に還ることならできて。
あゝ、親はありがたいなぁとつくづく。
4/13(日)まで開催されています。