ソラの
SNS

遥か遠い昔より。

2014.04.16

ワークショップのために、

ガラス作家タナカユミさんの作品が

たくさんソラに届きました。

 

昨日から、窓辺に街並みがあらわれて

空想世界へ連れて行ってくれそう。

 

その作品はパート・ド・ヴェール(Pâte de verre)という

技法で作られています。

その技法は、紀元前16世紀頃にメソポタミアで考案され、

ローマ時代になって一旦は消滅したものの、

19世紀末のアール・ヌーボーの時代に

フランスのアンリ・クロというガラス工芸家によって

命名された技法。

 

カレットと呼ばれるザラメ状のガラスを

石膏型に詰め、そのまま窯の中で焼き上げ、

冷却後に仕上げるガラス成型法。

 

小さな気泡が中にいくつも閉じ込められて

眺めていると

その昔、はるか遠い時代や

夢の中の世界へも

すうっと連れて行ってくれるよう。

 

はじめて、この作品に出会ったのは、

吉祥寺「poool 02」というセレクトショップでした。

奥のディスプレイ棚にちょこんと置かれたこのおうちに

目が釘付けになったのです。

 

こんどの日曜、ガラスのおうちの街並みは

どんな風景を見せてくれるでしょう。

お席、15時の会にすこしございます。

みなさまからのお申込みをお待ちしております。

 

ワークショップのくわしくは

http://bihadasora.com/archives/5556

 

20140416