それを選んでくださったことが嬉しくて。
2014.06.19
昨日、ソラにはじめていらしてくださったお客さまより、
焼き菓子の手土産をいただきました。
菓子工房ルスルスさんのサブレです。
四角い小さな缶の蓋をあけたら、
中には小鳥たちがたくさんあらわれて。
〝鳥のカタチクッキー〟
サクサクの歯触りと、ちょっと酸味のおいしいお菓子。
このお菓子には、歌もありました。
・・・・
(ルスルスさんのブログより)
私が何か新しいことをしているのを
彼は見守っている
空は夕日に染まっている
私は鳥かごを開け放し
彼は羽ばたき、群れの中へ
彼はほっとしたかしら
あの鳥は自由の象徴
喧噪のない、穏やかな世界
私の涙を彼は知らない
喧噪のない、穏やかな世界
私の涙を彼は知らない
私たちはいつも一緒だった
・・・・
こうして、書き写していると
オスカー・ワイルド著 「幸福な王子」を思い出します。
その時代に生きるひとびとの深い悲しみと、
無償の(自己犠牲の)愛を謳いあげた名作。
ただ、この歌があるお菓子であることよりも
もっと、
小鳥たちのクッキーを選んでくださったことに
心から感謝と歓びを想います。
それを選んでくださった時、
その方のアタマには、ほんのひとときでも「美肌室ソラ」を
思い出してくださったのだから。
(写真は、ルスルスさんのサイトより、リンク先からはミュージックビデオを見られます)