〝いいな〟の連鎖。
2014.07.09
レモンエアラインの作者シラスアキコさんが、
文筆家として新しく書き下したことばを
小木戸利光さんが読み
中川正子さんが雨の風景を撮り下ろした
「たとえば、あの、雨の日に」が終焉しました。
吉祥寺キチムでのスライドショーを鑑賞するだけで
その場を後にしたわたしは、
たいそう豪華なメンバーが集まったライブを、
それはそれはきっとすばらしい時間に違いないと。
直後から放たれるいくつかのつぶやきを、
うらやましく読むひとり。
ただ、その余韻に浸るようにして聴きはじめたアルバムがあります。
『incarnations』 tokyo blue weeps.
和太鼓の大地を想わせるようなリズムと、
繊細な糸のようなピアノ。
遺伝子の力でシンクロする兄弟のハーモニーが
広々とした心を呼び起こしてくれるよう。
〝いいな〟の連鎖は、
暮しの中の心地いいアクセント。
これから先、どんな出会いがあるのでしょう
たのしみです。
写真家keiko kuritaさんが、
レコーディング風景を撮影されていたのも
うれしくて。