「惑星のかぞえかた」を聴きながら。
2014.08.03
はじめて聴いたのは、
学芸大学の小さな古本屋・SUNNY BOY BOOKSで、
薦められたアルバム《separate》でした。
guse arsが出掛けたそのジャケットは、
まるで 宇宙をさまよう無数の惑星が
太陽を中心に回り続けているように見えるデザインで
歌のない曲、
歌の響く曲とが入り交ざる構成。
起き抜けの朝に
心が静かになれるような
繊細な日本のポップスです。
すっかり虜になって
二枚目のCD《朝を待つ》をすぐに購入し
こうしていまも聴いています。
宇宙の成り立ちを想うと
ひとの一生は、
シャボンの泡のようにはかなくて
100年後にはもうこの星に
跡形もなくこのカラダは消えていて
そんな短い人生を
一所懸命生きている。
「惑星のかぞえかた」を聴いてると
さっきまでと目線が変わって
遠くから自分を観ることができそうな
歓びがあるね。