ソラの
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はじまりの終わり。

2014.08.23

二十四節気の今日は、処暑。

暑さがようやくおさまるころと言われています。

 

気のせいか、今朝はすこし風が心地よく

空気がシンとしているよう。

 

短い夏がもうじき終わり、

実り多い秋を迎える準備がはじまる。

 

終わりとはじまりが混じりあうとき、

三谷幸喜監督「ラジオの時間」の一節が

蘇ります。

 

元々は、ウィンストン・チャーチルの演説からでしょうか。

 

“Now this is not the end.

It is not even the beginning of the end.

But it is, perhaps, the end of the beginning.”

今は終わりではない。

これは終わりの始まりですらない。

しかしあるいは、始まりの終わりかもしれない。

 

残念ながらこの言葉が、

どんな背景で語られたものなのかを知りません。

第一次大戦の経験を経て、

第二次大戦での勝利を導いた指揮者であり、

ノーベル文学賞受賞者は、

いまのわたしたちの想像を超える景色を

きっと間近で見ていたのでしょう。

 

夏が終わりに近づいて、

秋がはじまろうとしています。

 

きっと、わたしたちの毎日は、

小さな終わりとはじまりが

無数にあってその代謝があるから

生きていられるんだね。

 

(写真はネットより)

20140823