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2500年前に遺されたことば。

2014.09.25

春秋時代、いまからおよそ2500年前に

孔子とその弟子たちの言行を集録した「論語」を

読み返しています。

 

なぜ、いま論語を読もうと思ったのか。

ふと、思い出したとしか言いようのないきっかけなのです。

 

原文は、やはり難解で

漢文の授業を思い出しながら目で追いかけてみても

それは漢字の羅列にしか見えなくて。

添えられた読み下し文や現代語訳に

なんとか助けられて、ひとつひとつゆっくり読むのが精いっぱい。

 

数回反芻して、

すこしもカラダに入って来ないことばもあるけれど

それでも、傍らに置いてぱらぱらと読む。

 

有名なことばをここに。

・・・・・

子の曰く

吾れ十有五にして学に志す。

三十にして立つ。

四十にして惑わず。

五十にして天命を知る。

六十にして耳順う。

七十にして心の欲するところに従って、

矩をこえず。

 

「わたしは十五歳で学問に志し、

三十になって独立した立場を持ち、

四十になってあれこれと迷わず、

五十になって天命をわきまえ、

六十になって人のことばがすなおに聞かれ、

七十になると思うままにふるまって

それで道をはずれないようになった。」

・・・・・

 

孔子は74歳で亡くなっているため、

いまの時代の平均寿命を知ることなく

ここで終わっています。

 

もうすぐ、知命を迎えるわたしは、

それをなせるでしょうか。

(わかりません)

 

でも、この言葉に出会ったおかげで、

未来に希望を持てるような気がしています。

 

写真はある日の空。

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