サロンに集まるひとたちと。
2014.11.18
ソラのワークショップvol.10 「雪降るショートフィルムと白いアイスクリームの夕暮れ。」に
お招きしたご縁で、有坂塁さんらが企画する、招待制の映画サロンへ
昨夜とことこ出かけて参りました。
代々木駅から徒歩1分にある会場は、昭和の面影が残る古い木造一軒家。
縁側も木枠の薄いガラスの引き戸も、
急な階段も、板張りの廊下もそのままです。
すきま風が容赦ないから、家の中でもコート着てるひとが居て。
初対面でも、寒いですねって声を掛け合える空気がうれしい。
映画サロン。
サロンという言葉は、すこしくすぐったい響きです。
珈琲シロップのきいたバナナジュースをウエルカムドリンクに。
ジャック・ニコルソンの若かりし日を観ることができました。
お食事やデザートも、その映画に沿わせたオリジナルレシピ。
大きなテーブルに山のように盛り付けられた大皿料理の数々が
周りを取り囲むひとたちの口へ、みるみる入っていきました。
食事を楽しんだ後、二組のパフォーマンスでフィナーレを。
豊田真之トリオによるミニライブでは、
ファンで居続ける人の気持ちが分かるような
みずみずしい音楽を聴き。
ことばとからだ‐娘‐による詩の朗読と踊りの共演では、
朗読と踊りの静寂を感じて。
締めくくりは有坂塁さんのセレクトで、
ぜんぶ夢だよと言われてるお口直しのような、ショートフィルムを
2本観て、大満足の夜でした。
The Lunch Date.1989年