年の瀬の、ガラコンサート。
2014.12.29
昨日は、ソプラノ小林沙羅さんの歌声を聴きたくて、
ファンタスティックガラコンサートへ参りました。
神奈川県民ホールの40周年を記念する贅沢なプログラム。
オペラとバレエを同時に楽しめる機会に
この日がとても待ち遠しくて。
はじめて、上野水香さんのバレエを鑑ることができたのもうれしいな。
「くるみ割り人形」よりグラン・パ・ド・ドゥ、
サクソフォンの上野耕平さんが加わった管楽器5重奏で、スカラムーシュより1、2、
それぞれ美しい衣装に替えられた上野水香さんと高岸直樹さんの
バレエを堪能することができました。
舞台の上を舞う蝶のように
しなやかにくるくると
宙に浮いているような軽やかさ
足や手はどこまでも伸びていくよう。
小林沙羅さんのドレスは、
まるでシンデレラみたいな空色のふわりとしたボリュームで
散りばめられたビジューがキラキラ輝いています。
オペラグラスがあればよかったと
悔やむくらいに、全身で表情豊かに表現されていました。
プログラムの最後は、
「椿姫」より〝乾杯の歌〟を、
4人の歌い手の方が華やかに盛り上げてくださいました。
オーケストラの音を浴びながら
オペラを聴き、バレエを観る時間。
先人たちが愉しんでいたものを、
感じられることに感謝して。
もうすぐ、2014年の幕が下りると思いながら。
写真は、上野水香さんのサイトより。