2021.03.07 Sunday
いつからなのか、表参道コーヒーは、#koffeemameyaになっていました。
焼杉外壁の建物は目立つ看板もなく、石畳に導かれてはいります。
入場者数の制限を設けていらっしゃったので、石畳の上で待つ間、
盆栽をじっくり観察することができました。
菜の花色の明るい鉢に、ふかふかの苔をはったにした桜です。
赤みもある濃い花びらはお辞儀するように下を向いて開いていました。
おかめ桜という品種だそう
盆栽は、園主 平尾成志さんの盆栽園『成勝園』@seishoenより。
表参道コーヒーの時から、ずっと成勝園さんの盆栽を愛でていて
きのうは、あたたかく春の陽気に誘われて一気に花開いたようだと
お店の方が話してくださいました。
樹齢100年を超すものも珍しくない盆栽は、この先も長く遺って欲しいもの
鉢の上にある景色を眺め、手にかけた時間を尊び、忘れていた深い呼吸を思い出す
2021.03.06 Saturday
岡潔さんと小林英雄さんの対談を収録した「人間の建設」を読んでいます。
有り体にいえば雑談である。しかし並みの雑談ではない。文系的頭脳の歴史的天才と理系的頭脳の歴史的天才による雑談である。学問、芸術、酒、現代数学、アインシュタイン、俳句、素読、本居宣長、ドストエフスキー、ゴッホ、非ユークリッド幾何学、三角関数、プラトン、理性…主題は激しく転回する。そして、そのすべての言葉は示唆と普遍性に富む。日本史上最も知的な雑談といえるだろう。
まず見返しをみて、おふたりはほぼ同じ年に生まれていたのを知る。
小林秀雄(1902-1983)岡潔(1901-1978)
そして読んでいて、まずわからない。おふたりが何をおっしゃっているのかわからない。
わからないけど、まずは読んでみる。
小林 ベルグソンは若いころにこういうことを言っています。問題を出すということが一番大事なことだ。うまく出す。問題をうまく出せば即ちそれが答えだと。この考え方はたいへんおもしろいと思いましたね。いま文化の問題でも、なんの問題でもいいが、物を考えている人がうまく問題を出そうとしませんね。答えばかりだそうとあせっている。
岡 問題を出さないで答えだけを出そうというのは不可能ですね。
毎日の暮らしのなかでありとあらゆる小さな決断が繰り返される。
本質的なことに気づいて、ぶれないで生きること
問題をきちんと自覚できているのか、考えて考えていつかわかるときが来るかもしれない
2021.03.05 Friday
植木鉢で育った小さな球根は、花を咲かせてくれました。
チューリップの仲間だそう
白くて小さな花は、朝になるとゆっくり開き
太陽に向かってお辞儀をしているように並びます。
花が咲く
あちこちで、花が咲く季節になりました。
ことしは桜も早いでしょうか
月日はこうして過ぎていきます。
2021.03.04 Thursday
どうやら、首都圏の緊急事態宣言はしばらくこのまま延長されそうです。
とほほとぼやいても、市井のわたしが何をできるわけもなく、できることを出来る範囲で続けます。
ワクチンの接種がようやく始まったと思ったら
こんどは、変異株が気になりだして
油断はするな、対策をし続けろと、言われ続けて早や一年。(いやはやもう飽きました)
自分の健康が自分だけのものじゃないというのは
去年気づけてよかったけれど、
自分の幸せも、自分だけのものじゃない。
ストレスをどんどん吐き出して、自分の幸せ大事にしよう
動く身体は動かして、適度に疲れてぐっすり眠る。