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タンゴとサンドウィッチ/レモンエアライン0527便

2015.05.27 Wednesday

白いヨーグルトしか食べない男が、

久々にサンドウィッチが食べたいと思った。

 

ただ何年もヨーグルト以外食べていなかったから、

食べ方を忘れちまった、と言っている。

 

リズミカルにあごを動かせば大丈夫さ。

トマトもベーコンもレタスも、

パンと一緒に、こう、ガブリ、ガブリと!と、同僚。

 

そうだ音楽にのせてサンドウィッチを

食べてみればどうかい。

 

今日みたいな生あたたかい夜には、

タンゴがいかすぜ。

 

白いヨーグルトしか食べない男は、

タンゴの情緒的なリズムにのって、

大きなサンドウィッチにかぶりついた。

 

冷たいトマトの汁やら、熱々ベーコンの脂やら、

マヨネーズやらが指にくっついている。

 

そんなことおかまいなしに、

男は味わっている。

 

うまくいったようだ。

タンゴの旋律と、

サンドウィッチの味が夏の夜に舞い上がっていく。

 

 

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◎レモンエアラインが本になりました。

コチラのスペシャルサイトもごらんくださいませ。http://lemonairline.com/

シラスアキコ(文筆家)

クリエイティブユニット「color/カラー」(www.color-81.com)の

コピーライター・クリエイティブディレクターとして活動。

「モノ語りのあるモノづくり」を大切に、

企業のブランディングから商品開発、プロダクトデザインの企画、

広告制作、ラジオCMなどを手がける。

60年代の日本映画とフランス映画、赤ワインが好物。

*レモンエアラインは、毎週水曜日に出航です。

こころがふうわりと浮遊する軽やかなじかんを、お楽しみください。*

レモンエアライン/ロゴ

サリンジャーを読むこと。

2015.05.27 Wednesday

いま、J.D.サリンジャー作「ライ麦畑でつかまえて」(野崎孝 訳)を、

読み始めています。

 

シラスアキコさんの出張ワークショップ〝ほんとの日曜日〟に向けて、

その企画や、その会を作っていくために。

三田修平さんのお店、ブックアパートではじまったこのワークショップは、

次回7月4日(日)のこの会で最終回を迎える予定。

 

最終回には、ゲストに小木戸利光さんをお招きして、

《サリンジャーとあなたの17歳へのメッセージ(仮)》を。

 

「ライ麦畑でつかまえて」

読んでいるのは、1964年に発行された野崎孝さんの訳のものです。

もうずいぶん前から、この本のことは見たり聞いたりしていましたが、

こうして手にとるのははじめてで、

読み始めたいま、本を読み進めることに体力がこうも要るのかと

ふうふう言いながらページをめくって、また閉じて。

 

アメリカ文学にある特長的なリズムと、

そのころの様子や暮らし方に触れながら

17歳だった自分と重ねています。

 

あのころと、いまは、何が変わったのかなぁ。

ずいぶん年を重ねて参りました。

分別がすこしはついたのでしょうか。

 

青臭くて上手く言葉にできなかったあの頃のエネルギーを、

ほんのちょっぴり思い出してみる。

the catcher in the rye

伊勢丹、おとなのワンダーランド。

2015.05.26 Tuesday

伊勢丹で開催中の「フランス展」へ、行ってまいりました。

ワインはもちろん

フォワグラ4種の食べ比べ、キャビアや、カヌレ、バターも豊富に揃っています。

ボタンや、リボン、ソーイングボックスなどの小物も並んで

どれもこれも魅力的に映って目移りしそう。

6階の催事スペースだけでは足りず、

7階や、5階、1階でも関連コーナーが設けられていました。

 

伊勢丹は、こうしていつも楽しませてくれるから

ワンダーランドに居るようでワクワクします。

 

目指すのは、BOISSIERのシュガーボンボン。

1827年からパリに続く老舗のメゾン。

七色の虹のような小さなボンボンが、

円筒の箱にぎっしり詰められています。

 

シュガーボンボンは、

じわーっと中から甘いシロップがこぼれるところがお気に入り。

甘さがすっと身体に沁みこんで

ふわっと消えるように溶けていく砂糖菓子。

 

今日から、ソラのお茶うけに。

七色のシュガーボンボンをお召し上がりいただけます。

boissier

なんとなくそう思う、を信じて。

2015.05.25 Monday

昨日は、ソラのワークショップの日。

アロマスタイリスト sous le nezさんと、刺繍作家kanae entaniさんをお招きして

ゆったりとした日曜日の午後を過ごすことができました。

 

ムエットを手に、静かに目を閉じてはじまる冒頭

頭に浮かぶイメージがひとりひとり違うことが興味深くて。

嗅覚の持つ野生のようなものを

ほんのちょっぴり実感することができたような。

 

理由は上手く説明できないけれど

そうしたほうがいいと思う。

なんとなくそう思う。

 

これまでも、きっとこれからも

そんなシーンがあるでしょう。

 

なんとなくそう思う。

そう思う気持ちをたいせつにしよう。

 

客観的に状況を深く分析して進む一歩も、

直感的に能動的に飛び込むことも。

0419

 

 

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