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紙の繊細。

2019.05.27 Monday

日曜日、吉祥寺のにじ画廊で開催中の、鶴田美香子さん個展へまいりました。

階段を上がると暗がりのなかで小さな光に照らされた白い作品

 

だんだんその明るさに慣れてきて、それらが紙であることを理解すると

繊細な切り絵のような、

まるで紙を手で紡いでいるかのような作品が並びます。

 

オブジェでもあり

絵画でもあり

アクセサリーとして身に着けるものもあり

紙にこめられたエネルギーが

確かにそこに感じられるかのようでした。

 

音楽家 太田美帆さんの音楽が満ちる空間で

どこまでも繊細な白い紙の芸術を。

にじ画廊にて明日5月28日(火曜)まで開催されています。

フラガールのマスキングテープ。

2019.05.26 Sunday

イラストレーター竹永絵里さんの個展にでかけましたら、

愛らしいフラガールのマスキングテープに目が留まりました。

フラをされるお客さまや知人の顔が浮かび、いくつか持ち帰ります。

 

メモを貼る

封筒を止める

空箱を補強する

クリアファイルの目印にする

さっそく自分でもたのしんでる

 

文房具屋さんでノートや消しゴムを選ぶとき

なぜかとってもワクワクしてたこと

鉛筆削りをくるくる回してたときのこと

短くなった鉛筆が筆箱で転がってたこと

下敷きで静電気を起こして遊んだこと

 

ぼんやりとした残像みたいな小さな記憶です。

 

「やさしい哺乳類」って。

2019.05.25 Saturday

読んだ小説、というかとても長い詩のような物語の余韻は、

音楽という形で沁みています。

マヒトゥ・ザ・ピーポー「やさしい哺乳類」

 

音楽や文学は、いつもとても偏っていて

自分という狭い視野で見つけることができたものだけを

受け取っているのが日常だから

今回みたいに、こうして薦めてもらえるのは新鮮な体験。

 

こういうことの連続が、

ほんのすこしずつ世界が広がっていくきっかけなのかもしれません。

 

思い込みや先入観や偏見や

年を重ねていくにつれて肥大する塊を

できるだけ溶かしていけますように

 

今日も、雲ひとつない5月の空

「銀河で一番静かな革命」を。

2019.05.24 Friday

マヒトゥ・ザ・ピーポーさんの初めての書き下ろし小説「銀河で一番静かな革命」を

読みました。

 

写真を、植本一子さんが撮っていて

ブックデザインをする鈴木成一デザイン室の方が、

「(この本には)植本一子さんの硬い光がいい」と指名したのだそう

まるで、傘を被った侍みたいなマヒトさんが見返しにいる。

 

途中になんども目にする呪文みたいなセンテンスが

おしまいのころにはさざ波のように押し寄せてき

読んでいる間はもちろん、いまも、この物語に心底こころが占領されている。

 

そして、そのことはすこしも嫌じゃない。

 

昨日、朝の電車のなかで読んでいて

ほんとうにもうすぐ終わるところだったので

終点に着いて、ホームの隅っこで立ったまま読みました。

 

読み終わったとき、ひとの疎らな渋谷のホームの静けさに

不思議な感慨をもったのも

この物語のおかげなんだとおもいます。

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