感動のあまり、その話を聞くそばから涙がこぼれて仕方がありませんでした。

 

恋人のことを話してくださった中の、ひとつの忘れられないエピソード。

 

最近、よく街やホームで、喧嘩している光景を目にすることがあります。

その彼は、そういうとき、進んで喧嘩の仲裁に入るのだそうです。

どうして？

そんな危険なことをするのか。

 

「あのひとたちも、止めてもらいたがっているんだよ。」

彼は、そう言ったそうです。

 

思いやりって、こういうことを言うのかもしれないと

後で、またこのお話を思い出していいるときに、そう思いました。

まるで、少年のように衒い無く、純粋な心でまったく見ず知らずのひとの心を思いやる。

 

思いやりの心は、表現することが難しいと思っていました。

でも、この男性は、偶然通りかかった光景ですら、

迷いなくその気持ちを表現されているんです。

 

すごい。