るくぜん、るるる。
2015.09.09
伊藤亜紗著「目の見えないひとは世界をどうみているのか」に登場されていた
ボディケア・キッチンるくぜん難波創太さんの鍼灸マッサージを
受けてまいりました。
鍼灸治療は、髪の毛よりも細いハリによる施術で
痛みはほとんど感じません。
部位によって、感じる〝響き〟が違うのが
体験としてとても興味深く感じられました。
実は、毎朝 ヨガストレッチをしていて
どうも右足を軸にしたポーズでバランスを崩すことが多いのが気になって
足腰のゆがみを診ていただいたのです。
歪み無し!右足ややほんのすこし細く筋肉少なし!という見立て。
ほっとしつつ、約2時間の施術後に、
黒豆茶とドライフルーツをいただきながらおしゃべりを。
本にあるエピソードについて、ご本人に直接お聞きすることができました。
特に印象的だったのは、
まるでロシアンルーレットみたいなレトルトのパスタソースについて。
茹でたパスタに ソースをかけて口に運ぶそのときまで、
ソースは、果たしてクリームソースか、ミートソースか分からないから。
毎回それを面白がっているんだというエピソードがあったのです。
「(だって、悲観する)時間がもったいない。」って、言われました。
その言葉がとても強く残ります。
普段の暮らしにも、当てはまるのような気がします。
くよくよする暇があったら、いまを精一杯生きよう。
どんな気分で過ごすのか、
本人にしか分からないことかもしれないけれど
それでも、(悲観する)時間がもったいない。
写真は、「るくぜん」の愛らしい看板と、玄関のオブジェより。