おいしく食べてアンチエイジング。
2015.12.03
わたしたちの師である佐伯チズ先生の主宰されるスクールでは、
オリジナルのトリートメント手技のほか
たしなみやマナー、美容と健康との密接な関係を
いくつかの講義で教えてくださいました。
中でも「栄養学」と「皮膚生理学」は、
たいへん身近で役立つと、いまも日々刻々と報道される関連ニュースに
耳をそばだてつつ興味が尽きない分野です。
栄養学では、ライフステージごとに摂取量の標準値が設定されています。
わたしたち成人は、大きく3段階に分かれていて
一日の基礎代謝量の標準値の変化を参考に
食事のとり方を考えていくことができるようになっています。
18歳~29歳 1,120㎉
30歳~49歳 1,150㎉
50歳~69歳 1,110㎉
(70歳以上を高齢者)
女性の場合、このほかにも妊婦、授乳婦という区別もあります。
基礎代謝のほかにも、活動量に応じた栄養を採って
日々の食事をおいしくいただけるのが一番ですね。
多様な食品をバランスよくいただくこと。
血や肉をつくる。乳製品や卵、魚介や肉、豆製品。
体の調子をよくする。野菜、イモ類、くだもの。
力や体温となる。穀物、砂糖、油脂。
ハリツヤのある生き生きとした肌も
シミのない透明感あふれる肌も
瞳の輝きも、健康的な唇の赤みも、定期的な排便も
適度な睡眠、運動と、バランスのいい食事が
あってこそなのかもしれません。
今日の食事は、未来の自分を作ると想像し
一口をたいせつにいただけたら。
(そう、自分に言い聞かせるように)