「母と暮せば」と「父と暮せば」
2015.12.14
映画「母と暮せば」を、観てまいりました。
山田洋次監督、主演・吉永小百合、二宮和也
1948年の長崎を舞台に描かれる、母と息子の物語。
井上ひさし脚本の舞台、
黒木和雄監督の映画「父と暮せば」を2004年の公開時に
観ていたので、それを思い出しながら。
「浩二、おまえはもうこの世の人じゃなかろ。」
三年経って、ようやく会えた息子との会話には
どこまでも深い愛情が込められていました。
それぞれが懸命に生きる様子が
丁寧に織り交ぜられた作品でございます。
まだまだ、この作品をこれからご覧になる方がたくさんいらっしゃるでしょう。
いろんなことを考えるきっかけになるような、
1本でございました。