赤崎水曜日郵便局のこと。
2016.03.28
日曜になると観ている番組「ワイドナショー」
で、特に心に響いたニュースがありました。
赤崎水曜日郵便局の閉局。
もうすぐ、3月30日には閉局イベントが開催されるという
期間限定プロジェクト。
熊本県南部の小さな町の海辺にある廃校になった小学校を利用した
アートプロジェクトとして2014年グッドデザイン賞を受賞されています。
そこへ、自分の水曜日の物語を送ると、知らない誰かの水曜日が届きます。
誰に届くかわからないけど、
誰かが手にするそのひとの平穏な一日を書いた手紙。
映画みたいなことも、すごいことも起きていないその一日を
手書きならでは、文字に写る人柄や筆跡で目にすることが
こんなにもいいのかと、観ていてしみじみ思いました。
送られた手紙の中には、
8歳の子どものある一日がありました。
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顔も名前も知らないあなたへ
わたしの名前は、ともです。
年れいは8さいです。すきな食べものはチョコで、すきなスポーツは、スキーとスケートです。
とくいなことは、絵をかいたりめいろをかいたりすることです。
勉強はちょっとニガテです。すきなどうぶつはオカピです。
夏休みの自由けんきゅうは、「どうぶつの目のいちはどこにあるの」というものにしました。
どうぶつの目のいちがどこにあるかしらべるものです。
〈水曜日〉 今日の1日
朝7:30ごろにおきて朝ごはんをたべます。そしてきがえをし、はみがきをします。
8:15ぐらいに学校へ行きます。
つぎにじぎょうをします。4時間目のじぎょうがおわったら、昼ごはんをたべます。
昼ごはんをたべたあと、1時間べんきょうしたら、じどうかんへいってから、いえにかえります。
いえにかえってばんごはんをたべたら、はみがきをして、ねます。
〜ともより〜
筆名:とも 年齢:8 都道府県:兵庫
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写真は、赤崎水曜日郵便局より。