見ているのに見えていないということ。
2016.04.11
昨日は、ソラのワークショップの一日。
vol.34「言葉で描くワタシと、耳で観るボク。」を開催させていただきました。
お集まりくださいましたみなさまのおかげで、
やや予定時刻をオーバーしつつも
無事に終了することができましたこと
改めてここにお礼申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。
さて、一晩経ちましたが、
いまも色々思い出しては考えていて。
この目は見ているのに、実は見えていないということを
まざまざと感じるのでありました。
見えていることで、そのすべてが分かったような気持になって
目に頼り切って五感を活かしていないということも。
三杉レンジさんが選んだいくつかの作品を、
先入観を入れずに見始めたわたしたち。
同じ作品を見ているはずなのに、
ひとそれぞれに、見えているものが違うのです。
その絵に何が描かれているか口々に言い合う声を
音のシャワーを浴びるように受け止める難波創太さん。
その作品の本質を、ずばりと言い当てられたとき
大切なことを教えられたような気持ちになれたのです。