迎賓館赤坂離宮本館及び主庭参観証。
2016.08.06
漢字の羅列はなんて硬い印象なのだろう…
これが先日届いたメールの標題でございました。
一般公開される迎賓館・赤坂離宮本館の見学に際し、この受信メールを
スマホの画面に表示して受付するのだそう。
書かれたことばに、襟を正して参ろうかと
すこし緊張しつつ迫る明日を迎えようとしています。
東宮御所として使われていた建築を、
国賓をおもてなしする国の施設に移管される際には
5年という月日をかけて大きな改修が行われました。
その際に、建築家・村野東吾氏がもっとも困難だったと言われたのが、
鉄柵の色替えであったそう。
黒と金のものを、白と金に変える改修。
白い鉄柵しか知らなかったので、
あの鉄柵が黒だったとしたら、やはりさぞかし近寄りがたいものでしたでしょう。
文化の結晶を、間近で鑑賞できること
心からたのしみでございます。
写真は、内閣府サイトより