映画「gifted」
2017.12.10
「ギフテッド」を観てまいりました。
生まれて間もなく母をなくし、叔父に育てられた7歳のメアリー。
突出した才能を持つために大好きな叔父から引き離されそうになる…
配給は、良質な佳品を多く出すフォックス・サーチライト・ピクチャーズとあって
テーマもしかり、真っ先に観たいと思った作品でした。
メアリーは、著名な数学者の母から受け継いだ才能をいかんなく発揮するも
まだまだあどけなさの残る7歳の子どもです。
大好きな隻眼の猫フレッドとたわむれているさまや、
海辺で叔父のフランクと過ごす時間は、とても無邪気で愛らしい。
メアリーの親権をかけて、
叔父と祖母の間でおこる裁判が大きく描かれているのも
映画が、時代を映す鏡だからなのでしょう。
途中、産院の待合室で過ごす時間は
叔父の人となりを想像させるに十分なエピソードとなり、もう大感動。
終始、涙腺緩みっぱなしでありました。
いま、こうして生きていることを、心から感謝したくなる。