和菓子を自由に。
2018.02.28
高島屋和菓子バイヤー畑主税さんは、
和菓子への愛が海より深いのではと思わせるほど
和菓子を語り出したら止まらない。
昨日まで開催されていた「WAGASHI 若き匠たちの挑戦」は、
新宿高島屋のコーナーがごった返すほどの盛況で幕を閉じたよう。
ソラで開催させていただいた「お花をたしなみ、おやつをたのしむ。火と水の狭間で」の
第一回でのおはなしをきっかけに、和菓子が、実はとても自由なものだということを
畑主税さんに教えていただくことができました。
江戸時代から続く山形の老舗、佐藤屋さんの銘菓のし梅が、
チョコレート菓子として発表されるのもそのひとつ。
白餡と寒天を混ぜ合わせたチョコレートは、バターを感じさせるほどに濃厚で
のし梅の甘酸っぱさと混然一体となり風味豊かな一品になっています。
別注でお創りいただいた上生菓子は、
啓翁桜をイメージするため、わざわざご友人の花農家さん宅まで
視察に行って仕上げてくださったという。
ラム酒の香りが大人の雰囲気を漂わせる、お酒にも合う一品になりました。