「アルジャーノンに花束を」
2018.05.13
深紅のカーネーションを撮っていたら、「アルジャーノンに花束を」がふとよぎりました。
いつ読んだか覚えていないくらいなのですが、
それをきっかけに、「24人のビリーミリガン」「5番目のサリー」の著作を続けて読んだ記憶があります。
32歳になっても幼児並みの知能しか持たないチャーリーに舞い込んだ夢のようなはなし。
画期的な脳外科手術によりスバ抜けた知能を持つことになったチャーリーと、
その競争相手の白ネズミ・アルジャーノンとの触れ合いと悲哀が心に残る名作です。
白ネズミは、ひとが実験用に作り出したアルピノ変異体。
性質が温順でひとにもよくなれたことから、ひろく用いられるようになり
国内だけでも年間190万頭の白ネズミが利用されているそう
医学、生物学、生理学、薬理学、神経科学、栄養学、遺伝学などの
さまざまな分野で利用されています。
普段、何も気にしないでいることに、
考えを巡らせてみるのも休日らしい過ごし方なのかもしれません。
アルジャーノンに花束を