「あったかみのある煎茶のおいしい入れ方。」
2018.06.21
お客さまからお伊勢参りのおみやげにいただきましたお煎茶の
お茶の入れ方の説明書が、なんともいい感じなのでございます。
“あったかみのある煎茶のおいしい入れ方”とは、
その地方の方言をイメージしながらたのしんで読めました。
ー湯呑を2杯、先に用意してください。煎茶を急須に大さじ1杯入れ(7g)約90℃のお湯をポットから湯呑2杯にそれぞれ半分注ぎ、それを急須に入れてください。入れ終わったらすぎに(ここで待たないで)湯呑へ、急須のなか8分目までお茶を交互に注ぎます。残りの2分目は急須を10回大きく回し温度の下がった状態でうまみを出します、交互均等に残さず絞り出してください。三重県南部のお茶の特性を生かしたこの注ぎ方で出して見てください。
書かれてあることは、ごく当たり前のことなのかもしれません。
お茶を製造する方の愛情あふれる言い回しに、ほっとひと息つけるような
これを読んですぐ、説明通りに入れてみましたら
甘味を含んだやわらかいお茶をいただくことができました。
水出し煎茶のおいしい入れ方もあって、
そこにもコツが書かれています。
角氷3ヶを急須に入れて40回ほど音がするように振りますとは、
またなんとも多い回数に、読んでまた、たのしい気分になりました。