金継体験してまいりました。
2018.07.19
台皿が、ぱりんと真っ二つに割れてしまいましたので、
都内どこかで金継を教えているところは無いかと探したら
目黒のaeru meguroさんの体験教室なるものを見つけ
さっそく出かけてまいりました。
割れたり欠けたりした器を、銘々持参した10名の参加者が
漆作家 江藤雄造さんに教えていただきます。
およそ二時間という作業時間のなか
状態の異なるたくさんの器について
部屋中を飛び回るように指導してくださる江藤さん。
わたしの持参した皿は、なかでもシンプルな作業で修復することができ
早々と終えて、みなさんの様子をしばし眺めてたのしみました。
特殊な接着剤で固定したあと、
はみ出した溶剤をきれいに剥がして
欠けた部分を補います。
ごく細の面相筆で漆を引いたら
蒔絵で用いる銀粉をやわらかい綿で押さえて終了。
適度な湿度を持つ場所で、漆の乾燥を待ち
いつも通りに使います。
金継体験、いい経験になりました。