佐藤雅彦著「新しい分かり方」
2018.11.05
ソラの本棚にある佐藤雅彦著「新しい分かり方」を、読み直す。
一度目に読んだとき、半分は分からなかったから
記憶になかったことも多く、それは新鮮な気分で読み直すことができました。
そもそも、分かるって何だろう。
自分は、これのどこを分かっているのだろう
分かってないなあーって、相手を落胆する前に
自分は、分かっているのだろうか。
学生のころ、算数も数学も苦手でした。
確率問題なんて、ゼロか1でいいんじゃないかって本気で思ってたし
素因数分解なんて、なんで必要なんだろうって、いつも嫌々計算してた。
でも、このごろ
数学ほど美しいものはないような気がしていて
数学を解くように、答えが導き出せたり
数学を解けたときのように、腑に落ちたとき
世の中が、すこし遠くまで見渡せたような心地になる。
一見で分かったつもりになっていることが、いかに多いか
いつか、本質を分かるおとなになれますように