喜劇「病は気から」高齢者700人の挑戦。
2018.11.18
声のワークショップにお招きしている太田美帆さんは、
ことし初めて、60オーバー700人を相手に合唱指導をされました。
述べ4か月という期間、私たちへのレクチャーもどんどん磨きがかかり
美帆さんは、合唱指導をまさに体現するひとになっていきました。
その様子は、毎月聞いてはおりましたが
NHK BS1で放送されると知り、心からたのしみに観たのです。
“喜劇「病は気から」高齢者700人の挑戦”
故蜷川幸雄さんの意志を引き継いだ演出家ノゾエ征爾さんと
大勢の老々男女たちとの日々が繰り広げられます。
演劇経験の有無を問わず、持病があっても身体が動かなくても
気力に満ち溢れた大人たちが、夢中にする演劇とは。
観客席の後方にライトを浴びながら全身で演出するノゾエ征爾さんも
目に涙を浮かべていたように見えました。
だってまだ心臓が動いているじゃないか!
と、声を振り絞って歌うおとなたちのエネルギーに
来年はぜひ舞台を見に行こうと誓ったのです。